INSTA360 ONE R 僕が現在最も多く使っているカメラです。

360°動画を撮影すると普通の動画へ編集するリフレームの処理が必要になりますが、これが結構な重い処理で時間もかかります。そしてこのリフレーム処理中はアプリを落としてはいけないので他のことができなくなってしまいます。

また、360°カメラは置いておくだけでその名の通り360°録画できるため ”ながら撮り” することが多く、長い動画であれば出力されるファイルの容量も大きくなります。30分の動画で出力品質にもよりますが10GBは超えます。

僕はこのリフレーム処理に iPhone ではなくよりパワフルな iPad Pro を使っていますが、出来上がった動画ファイルを iPad から取り出すのに結構時間がかかるので、今回、各方法の転送時間と長所短所を簡単にまとめてみました。

以下、今回僕が試した iPad から動画を取り出す方法です

  • HDD
    大容量で安価だけど衝撃には注意
  • AirDrop
    macが起動してあれば iPad の写真アプリから共有オプション経由で気軽に転送可能
  • SSD
    高価で小容量だけど転送速度はHDDの3倍以で衝撃にも強い
  • Photos
    外部記憶装置に保存するためには一手間必要で不可解な動作をすることもあるので注意が必要だけど転送速度は断トツ
  • FileHub(RavPower)
    無線接続でSDカードや大容量外部記憶装置も接続可能、カバンに忍ばせておいて iPhone や iPad から無線利用は便利。しかし接続に一手間必要で大容量ファイルの転送には不安も
  • SDカード
    これが最も手軽な気がします。持ち歩くにも便利だし大容量ではなくても動画の一時退避には重宝します。ただし物により転送速度が全然違うので要注意

そして下記が転送が早い順に並べた結果になります
(28分,11GBの動画の転送時間)

  • Photos (1:21)
    macに空き容量が十分にない場合でもエラーになりません。画面は転送中のまま永遠に終わらないので注意が必要
  • SSD (4:06)
    Photos に比べて3倍時間が掛かりますが mac 不要で出来るのと扱いやすさ(本体の小ささや衝撃を気にしないで良い所)から僕はメインで使っています
  • HDD (5:46)
    大容量なのがやっぱり嬉しいですが SSD の登場後は出番薄。用意するならやはり USB-C のものが欲しい所ですが 4TB 以上の USB-C のはちょっと高価。僕が所有している4TBのものは micro usb type-b なので iPad への接続には変換ケーブルが必要 ^^;
  • AirDrop (14:43)
    準備中で全然転送が開始されない時があるのが謎。転送前に内部で何かしらの変換してるっぽいけどどんなに待っても転送開始されない時があります。
    この現状って iPhone でも同じでちょっとした動画などでも永遠の準備中に陥ることがちょいちょいありますよね ^^;
  • SDカード (16:30)
    手軽なのはいいけど時間が掛かりすぎ。今回は SDカード としては結構早い Sandisk Extreme Pro を使ったけど AirDrop より遅いって
  • FileHub (失敗 15:00 経過の後)
    今回のテストでは何度やっても失敗でした。ただ記憶の中では安定して転送できていたこともあるような気がしますが定かではありません。
    そして何より使う気が失せるのが、始めに FileHub の WiFi に接続しなければならないこと。しかもこの WiFi 現れるまでに時間が掛かったりして、前準備の段階で嫌になります。せめて FileHub の App 内でWiFi 切り替え可能(INSTA360 ONE R や Feiyu Pocket はやっているので技術的には可能何んだと思う)だったら良いのに思います