Apple Watchだと何ができるの?

よく聞かれます。

「悪い意味ではなく」あまり期待はしないで時計は時計と考えて購入を検討した方が良いかも知れません。

その上でお気に入りの機能や使い方が後から着いて来るくらいがいいと思います。

Apple Watch の便利機能

マスクをしていても iPhone のロックが解除できる

コロナ禍で追加になった機能です。Apple Watch を装着していれば iPhone を使おうとした時に自動でロックが解除されます。この時の Apple Watch のブルブルって振動が結構好きです。

そしてこの機能は Apple Watch が圏内にあれば闇雲にアンロックしているわけではないようです。

カメラに顔が写っていないとアンロックできないのです、マスクをしてカメラを向くとはじめてアンロックされます。

ただ。マスクをしてカメラに写っている人が第三者の場合どうなるか?これは試してません^^

そして残念ながら iPhone のロックは解除できても Apple Pay による支払い時はパスコードの入力必要です。残念。

模様替えが簡単かつ安くできる

これもとても気にっている点です。僕はベルトを5本持っています。1本は購入時の Nike のスポーツループ で、その他は Amazon や AliExpress で数百円で購入したものです

Nike スポーツループ

万能です。付け心地は軽くてベルト蒸れも一番緩和されます。脱着も簡単でサイズ調節も自由自在です。ベルト末端の留め具がプラスチックなのでラップトップのパームレストに当たっても傷つけずに済みます。

穴あきスポーツバンド

穴がたくさん空いているので蒸れないかな?と思いましたが普通に蒸れます。水に濡れる時はシリコン製のこのベルトを使っていましたが、ソロループが登場してから出番はなくなりました。

革ベルト

一本は持っておきたかった革ベルト。長らく愛用していて出番の多さでは「スポーツループ」か「革ベルト」かって感じになります。

ソロループ風バンド(2本)

近年登場したシリコン製で継ぎ目のないベルトです。

継ぎ目がないためにラップトップをよく利用する方はパームレストとの干渉部品がないので快適になると思います。

ただ、その構造故にサイズを測ってから購入する必要があります。サイズは結構刻まれている(9サイズ)のできっとピッタリのものが見つかると思います。アップルストアやヨドバシ、ビックカメラなどの大きな家電量販店では試着できるようですがその他はどうでしょうか。

僕が持っているのはソロループ風バンドですが装着感はサラサラで快適です。装着前はこんな小さいの入るのか!?と思い不安でしたがギュイーンと結構伸びるので普通に入りました。

まだ数ヶ月しか使用していないのでなんとも言えませんが、この伸び具合やシリコンってことを考えると劣化や汚れ具合が今後どうなるか気になるところです。

腕輪がに窪みがあって蒸れ蒸れ対策が施されていますが普通に蒸れます。

ちなみ僕は普段用と水泳用で2本購入しました。

普段用は蒸れ防止のために大きめサイズで、水泳用はぴったりサイズにしました。共に満足しています。

デザインが変えられるのはベルトだけではありません

フェイス(画面)は横にスワイプするだけで変更できます(既に Apple Watch に追加してあるものが対象)。

各フェイスにはコンプリケーションと呼ばれるウィジットみたいなものが表示できます。天気予報や予定表や再生中の楽曲などです。各コンプリケーションをタッチするとその機能が起動するのでそれの全機能が利用できるようになります。

赤丸のところがコンプリケーションです。コンプリケーションに対応しているアプリと自由に入れ替えることが可能です。

僕がよく使っているアプリ

suica

文句なしにこれは便利!特に雨の日など傘を持っている時などの改札では助かります。

改札では何の操作もなしにリーダーにかざすだけで通れます!

他の支払い時はサイドボタンをダブルタップ!!

ポモドーロタイマー(無料)

簡単に言うと作業に集中するためのテクニックに用いるタイマーです。仕事の時は常に使うのでコンプリケーションに設定しています。

基本的なものは 25分 作業して 5分休憩を数回繰り返し20分の休憩が入る。というものでしょうか。

集中の時間はそれ以外のことはしてはなりません。次の休憩がくるまでは

僕が使っているのは 「Focus」というアプリケーションです。

理由は忘れましたがいくつか試してこれに落ち着きました。「Be Focused」をはじめは使っていたのですが、多分このアプリは iPhone との連携の関係(僕には連携不要)でうまく動作しないことが続いたので乗り換えたんだったと思います。

ちなみにこれらのアプリの大きな違いは僕の中では下記になります。

Focus:集中と休憩の開始と終了は手動で行う。

Be Focused:一度開始すると集中と休憩は自動で始まる

Focus は集中や休憩を「5分延長」したり「休憩をスキップ」することも可能ですが、このテクニックを生かすには基本的にタイマーの通り進めるのがコツなんじゃないかと思います。

そうすることでダラダラ作業し続けてしまったりすることがなくなり、集中時により集中できるようになると思います。

ワークアウト(スイム)

泳ぐ人にとってはこれは本当に便利だと思います。以前は自分でターンを数えていたんですが回を重ねているとやっぱり忘れちゃうんですよね。多くなったり少なくなったりどうでも良くなったり。

でもやっぱりどのくらい泳いだか知りたいんですよね。

で、使ってみるとかなり正確にターンを数えてくれていると思います。初めて使った時は感動でした。どうしてわかるのかは不明ですが、クロールに関してはほぼ間違わないんじゃないかなと思います。他の泳法はできないので未確認です。

ワークアウトでスイムを開始すると自動で防水ロックがかかります。

ターン数の他に合計の距離や消費カロリー、ラップタイム、心拍の変動など色々表示してくれるので面白いです。

ワークアウトの詳細情報は iPhone の「フィットネス」アプリで確認します。

タイマー

Apple Watch に標準でついているタイマーですが案外よく使います。僕はタイマーをコンプリケーションに設定しています。

1, 3, 5, 10 など規定の設定がありますが、自由に設定することも可能で履歴からは直近の設定を利用することも可能です。

Multi Timer (マルチタイマー)(無料)

タイマーは決まった時間が経過するとお知らせしてくれるだけですがこの Multi Timer は色々な設定が可能みたいです。

僕は 10分毎になるアラーム(振動)が3回繰り返されるようにして泳ぐ時に使っています。

もっと細かく 10分運動して 1分休んで。などの設定もできると思います。

しかもこのタイマーを複数のタイマーを同時に起動することも可能です。

通知(LINE、メルカリなど)

通知系は便利です。SNSにどっぷり浸かっている人などは「通知きっぱなしで困る」の声も聞きますが、程よく使っている場合は便利です。

LINE通知は iPhone と同じく通知を見ただけでは既読になりません。返信がすぐに必要かチラッと確認できるし便利です。表示される文字の長さは iPhone と同じか少し短い位だと思います。

簡単な返信であれば Apple Watch からでも可能です。絵文字を送ったり定型文を利用したり、音声入力も可能です。Apple Watch の言語が英語に設定されている場合は画面に文字を書いて入力することも可能です。

メルカリなどで欲しい商品がある場合は通知設定しておくと見逃しが減るかもしれません。

メールの着信も通知できますが件数が多くなるので僕の場合はオフにしています。

結構前ですが、水分補給のタイミングを通知するアプリが流行っていたような気もします(海外?)

天気予報

iPhone を見るよりさっと確認できて便利です。UV指数なども出るので気に入っています。

ライト

これも何気に使うことがあります。よく使うわけではありませんが『付いてて良かった』と思うことがちょいちょいあります。

ライトのモード

  • 常時点灯(白)
  • 点滅(白)
  • カラー(赤。変更できるのかはわかりません)
音楽プレイヤー操作

これも便利です。僕は常に Youtube Music を iPhone で再生してヘッドフォンで聞いていますが、音量の調整や曲の移動もできるので iPhone を取り出す必要がありません。

Apple Watch 自体に音楽を入れれば単体で再生出来たと思いますが、面倒なので一度入れたままです。

ポッドキャストも同じく Apple Watch 単体では使いづらかった(以前はそうでした今は変わったかも)ので iPhone に入っているものを操作して使っています。

カレンダー(Coyomi 無料)

初めに入っているカレンダーは当月しか表示出来なくて不便です。

Coyomi は月の移動が可能で祝祭日もわかるので便利です。

mac もアンロック出来ます

指紋認証がついている mac だとそれほど重宝しませんが便利は便利です。

思ったより使っていない機能

iPhone のカメラ制御

iPhone がロックされていても Apple Watch 側から起動と撮影ができます。

カメラはフロントとリアの切り替えが可能です。セルフタイマーや Live Photo、ストロボの設定なども可能です。

Apple Watch の画面にはプレビューも表示されるので便利な機能です。

僕は使う場面があまりありませんが、集合写真などにいいかもしれません。

あとは YouTube で俯瞰撮影する時にも使ったことが何度かあります。

あまり詳しくありませんが「写真」「ビデオ」の切り替えは時計側では出来なくて iPhone の現在の撮影モードが反映されているような気がします。

insta360 ONE X2 制御

カメラと同じく insta360 one x2 も制御できますが結局使っていません。(ONE X2 はとてもよく使っています)

心電図

1、2回面白がって使用しましたが結局使っていません。ただ、噂の血糖値の測定ができるようになったらそれは使いそう。機能がついたとしても日本ではしばーらく先まで使えそうにないけれど。

ちなみに心臓発作の検出はしてくれません。

不整脈を検出してくれるものになります。

電子マネー

Apple Watch での支払い自体はとても便利です。特にコロナ禍では iPhone はパスコードを入力する必要があるので Apple Watch で支払うのが便利だと思います。

ですが

僕は suica 以外の支払いには使っていません。なぜかと言うと

店員さんに「それすごいですね!なんですか」ってちょいちょい言われるのが嫌なんです

それとやけに反応の悪い機械があってなかなか支払い完了しないこともありました。

でもそれは数年前の話ですので今はもっとスムーズに支払い完了するかもしれませんし驚く店員さんも少なくなったかもしれません。

セルフレジも増えているので再出動の機会かもしれません。

ちなみに支払いは再度ボタンをダブルクリックして行います。

気になる機能

Series 5 から搭載された「常時点灯」機能は気になります。それ以前のシリーズは普段画面が真っ暗で腕をあげたりすると点灯するタイプです。通常はそれで全く問題ないのですが、時折腕をあげても点灯しない場合があるんですよね。

例えば自転車に乗っている時にちょっと時間を確認したくて時計を見ても点灯しない。それなりの頻度であります。

通常は軽く腕を回転させただけで点灯するので、僕が思うには自転車で時計を確認しようとする際の動作に回転が含まれていないのかな?と思います。ハンドルに置いてある腕を『持ち上げる』作業になるので点灯しないんだと思います。

上記も含めて、些細なことですが他の場面でも『画面を確認したいけど点灯しないから指でタッチ』ってことはよくあることなので常時点灯は小さな憧れです。

さいごに

普段腕時計をしていない方で Apple Watch の購入を検討している方に注意いただきたい点が1つあります。

お肌が強いか弱いかです。

僕は普通の腕時計をしたことがないのでこれが腕時計全般のことなのかわかりませんが、

ある時 Apple Watch 本体が触れている箇所に焼けるような感覚を覚えました。慌てて外してみると時計をしていた箇所の中心あたりが小さくただれていたようでした。時計の裏を触っても特に熱くなっているなどはなかったため原因はわかりませんでしたが、続けて Apple Watch を使用していると症状が酷くなったため通常右腕にしていた時計を左にすることにしました。そうすると、どの位の期間を要したか忘れてしまいましたが、左腕にも同じ症状が出ました。

右腕はまだ完治していなかったためどちらの腕にも時計をすることができず数ヶ月過ごしたのを覚えています。なかなか治らなかったです。

当時僕は結構ピッタリと Apple Watch をはめていたのですがそれからはかなりゆるゆるに装着するようにしています。suica などApple Pay の登録をしているとパスコードの設定が必須になるので、時計が腕から離れると「パスコードの再入力」になって面倒になるかとも思いましたが、思ったほど簡単には再入力までに至りませんでした。

それでも時折時計が当たっている箇所が痒くなる時があります。そんな時は無理をせずにすぐに反対の腕へ付け替えます。

お肌が弱めの方は結局装着できない、と言うことにならないように事前に改めてよくお調べになった方が良いかもしれません。Apple Watch の裏側中心部はガラスなので金属アレルギーとは違うと思うのですが。蒸れによるものでしょうね。

とは言っても僕にとって Apple Watch は欠かせないものになっている現在です。

噂通り Series 7 がフラット&大画面化したらぜひ買い替えたいと考えています^^