引っ越しに伴いエアコンを購入することになった。当初は今時の機種を購入する予定でいたが、色々と調べているうちに考えが変わった。そしてエアコン選びの際の取捨選択がとても難しくなった。
悩みの原因がお掃除機能だ。
自分の中のエアコン選びで最も重要なのが長く綺麗に使用できること、これを実現するためにお掃除機能は必須だと思っていた。
フィルター掃除というものはサボりがちで、交換やお掃除サインが表示されてもなお重い腰をあげるまでには時間が掛かるもの。お掃除機能が搭載されていれば常に綺麗な状態を保つことができ、ともすればカビの発生までも抑制できるのではないかと期待していた。
しかし現実はどうやら違う様子。ネットで調査を重ねた結果、自動お掃除機能付きエアコンは買わないことにした。
自動お掃除機能付きを買わない理由

  1. お掃除してくれるのはフィルターだけ
    カビが発生しやすいファンなどの部分が綺麗に保たれるわけではない
  2. 掃除が完全に不要になるわけではない
    ダストボックスや掃除用ブラシ周辺にゴミが溜まるらしい、ゴミを外に排出してくれる機種もあるがその経路がゴミ詰まりしてしまうこともあるらしい
  3. クリーニング費用がお掃除機能なしの機種に比べて高い
    相場(2017年現在)
    お掃除機能なし:9,000円前後
    お掃除機能あり:17,000円前後

自動お掃除機能の有無に関わらずカビは結局生えてしまう様子です。定期的にクリーニングを依頼することを考えると、よりクリーニング代の安いお掃除機能なしの機種にして、いくらか多い頻度でもクリーニングを依頼した方がより清潔に、そして費用を抑えて使用して行くことができるのではないかと考えました。
自動お掃除機能なしのエアコンの購入を決めたのはいいのですが、それはそれで別の問題を生みました。近年は各メーカー共に自動お掃除エアコン機能付きの機種が主になるため、お掃除機能なしの機種の大体には基本機能しか備わっていないのです。そのため、温かい風を垂直に下に吹き出したり、冷たい風を体に当てないように天井に沿って吐き出す気流制御の機能がなかったり、カビを抑制する素材を内部に利用(大した効果はないようですが)されたものがなかったりします。
そして下記の理由から SHARP の AY-F56D2 にしました。

  • プラズマクラスターが何となく良さそう
     シャープ(プラズマクラスター):プラズマ放電で発生させた活性酸素からプラスとマイナスのイオンを作りそれらを空気中に放出してカビ菌など空気中にの汚れを浄化する。匂いを軽減する。
     パナソニック(ナノイー):空気中にの水に高電圧を加えることで生成した水に包まれた微粒子イオンを空気中に放出してカビ菌など空気中にの汚れを浄化する。匂いを軽減する。空気中に放出してカビ菌など空気中にの汚れを浄化する。匂いを軽減する。
     ダイキン(光速ストリーマー):プラズマ放電によりフィルタに集塵した菌などを浄化する
  • 直下気味の温風が出せそう
  • 天井沿い気味の冷風が出せそう
  • 内部湿度が高くなると自動で内部送風などする、カビ見張り機能が付いている(期待はしていない)
  • 安かった(108,000円位)

そして、エアコンは大きめサイズで余裕のある運転をした方が効率的にらしいので利用する部屋(14畳)より大きめ(18畳)用にしました。